Magicpot

 来ちゃってますか?・・確実に来ちゃってますね。
 先日グラフィッカさんとWeb記事でゲーム機の中にiPhoneが並んでるのに違和感を覚えるみたいな話をしていて、苦笑しながらも切実な思いとなる。一方ではソーシャル・ゲームの話が盛り上がっている。ゲーム会社はプラットホーム化をめざす国内ソーシャル系に乗っかり、またそれがFacebookに乗っかろうとしていたりする。色々と世界標準な流れに乗り遅れている日本だが、少なくとも創り手と自負する者は冷静に状況を見極めたほうが良いと思う。
 今になって始まったことではないが残念ながら良い物を創れば必ず報われるという市場ではない。だが、ユーザーに直接に問える可能性は格段に高くなってきた。状況は閉塞から混沌へと移り変わっただけのようにも見えるが、創り手自らが活路と納得できるアイデアに対して旗を立てても良いのではないか。時の奔流に身を任せるだけでは結局飲みこまれてしまうのではないか。
 我こそが次シーンの勝ち組にならんとガラパゴスの中で息巻くだけではなく、日本という枠組みをとっぱらい世界のユーザーと対すべく意気込むべきだ。その上で、日本のゲームが存在感を示すことができたなら、その状況は現実的にも好ましいに違いない。
 ゲームの未来については言いたいことは沢山あるが、この変革に対しては創り手として黙々と積極的に取り組んでいけたらと思う。そして、旗を立てることだ。
 我の黒船を海の向こうへ

 名実ともに関東は梅雨明けしたみたいですね。北海道生まれとしてはホッとする感じなのですが・・・暑い!海に飛び込びたい!!ほんと暑くてめげそうになることもありますが開発も色々とヒートアップしてきたので暑さに負けぬ熱い思いで創作に取り組んでいきたいと思います。早く熱い報告もしたいなあ。。

 今年もやってきましたよ。鳥越神社近くに事務所をかまえてから9回目になるのかな。世の中や会社の時の流れは早いけど、伝統と格式の場に触れると何だかホッとするな。歴史とは相対的に積み重ねられているんだろう。

ウヨウヨ集まってきましたよ。いつもは人通り少ないのに・・ここぞとばかりに盛り上がれ!

 あかつき君が金星に向かって打ち上げられた。今のところはうまくいっているみたいだ。ネット情報によると開発費用は150億円。打ち上げにはさらに100億ぐらいかかったらしい。100億の戦闘機が3機とどちらが良いか?色んな事柄と比較してみると興味深い。宇宙飛行が上手くいって金星のことが分かったとして何のメリットがあるのか?そんな疑問もあるだろうが、宇宙開発にはもっと力を傾けるべきだと思う。
 金星人いないかな?・・いってみないと分からないよな。

それから、あかつき君と相乗りした
「宇宙帆船イカロス」君や
四つの小さな弟たち
「UNITEC-1」ちゃん
「KSAT」ちゃん
「WASEDA-SAT2」ちゃん
「Negai☆″」ちゃん
も楽しみだ。
ゲームよりオモシ・・いやゲームと匹敵するぐらいオモシロイことがここにある。
負けんぞ!とりあえず70億でテキストアドベンチャー創ってみたいね。
・・冗談のような本気はさておき、
 宇宙ものは(古い方の)スタッフの中でよく話題にのぼる創ってみたいジャンルの一つだ。ただ単に宇宙が舞台のゲームではなく、王道の宇宙ゲームがいい。日本では今一うけがわるい王道宇宙ものだけどiPadだとやれそうな気がする。というかiPadじゃないとできない気がする。今までのプラットホームの場合は現実的な制約が色々あるという問題もあるが、iPadにおけるUIF、そしてライフスタイルにマッチすると思うんだよね。こんな風に光を浴びてなかったジャンルが浮上する可能性もあるんだとわくわくしてくる。
 先日、映像関係の会社の友人ともんじゃを食いながらiPadやtwitterの話をしていたのだが、彼らが言う、iPadやtwitterそのものの機能より、この状況を活かしたゲームを創りたいという発想。似たようなことをゲームシステム手法でぼんやり考えてはいたが実際に他人の口から言われると物凄く新鮮で、さらにそれは確信にもつながったわけだ。ゲームのプロがゆえにプラットホームを理解しようとするのは当たり前だが、それよりも高いレベルでの認識を優先すべきなのかもしれない。
 宇宙ゲームは色々考える必要があるが宇宙的なゲームは自由な発想でいけそうだ。iPad担当の若いプログラマに宇宙を熱く語るところから始めてみるか。
      Space: the final frontier.  なっ!
      そして、宇宙はそれぞれの内側にある。

 マジックポットの新しい力・・その中の今回はグラフィックについて書いてみたい。ある日突然に気がついた。いつの間にか面白い人材が増えていたのだ。僕の「面白い」というのには「力がある」という評価が含まれるのが前提。個々の能力の手応えは感じていたが、ここで気がついたのは共同作業における可能性のこと。彼らの潜在力を十分に発揮できる仕事を計画的に任せることができていなかった。忙しくて余裕がなかったとはいえ非常に惜しいことをしていたものだ。急がば回れ、やるべきことはやらないと俺も会社も彼らも損をする。反省。だが、今は若々しい情熱とセンスを持った彼らがマジックポットの可能性を切り開いてくれている。いいぞ、もっとガンガンやれ。
 アイデアありき、だけではなく素材ありきの選択肢が増えて創り方の幅が広くなってきていることが実感できる。もちろん素材であってもアイデアが元になってることは変わりないが、こういう絵が描けるのだから、こういうゲームはどうだろう?という思考の流れはゲーム性やシステムから考えるものとは自然と取り組み方が違ってくる。見た目はセールス面での尖兵であり誰にでも評価されやすいところでプレッシャーが余計にかかると思うけど、市場の洗礼に縮まることなく自由な発想で若い力を育んでいきたい。若者のやりたいことに耳をよく傾けてマジックポット流を編み出すことができたなら凄く面白いなあ。この発想は一年前には無かったから、作品を創る以外の楽しみが現実的な取り組みにつながりはじめたと言える。よく全体をイメージしていかねばな。

↑は入りたての彼らがお手軽アプリのタイトル絵として作成したもの。がんじがらめの制限内ながらも、この作業の延長線上にある「何か」を期待できる物に仕上げてもらったと思っている。このプロジェクトはキャラクターが多くなっているがキャラクターにこだわっているわけではない。むしろマジックポットはキャラを使わない表現、シュールな作品を得意としている。もちろん気にいったキャラがあるなら何の異存も無いわけだ。作品の要件は色々あれど絵描きが絵の可能性を執拗にこだわる作業空間が創れたら本望。単なる絵を愛でる者として好き勝手に絵描きとバトルできれば楽しいじゃないか。「これ以上ない!」と言い切るような豪の者が出てきてくれることを期待している。マジックポットで歯車的な作業はあり得ない。
 ということで、マジックポットでは、まだまだパワーに満ちた若者を望んでいます。また、そんな若者たちを束ねてくれるパワーの持ち主も募集しています。詳しくはこちらを見てください。

 月並なタイトルをつけてしまったが・・正直な気持ちなんだこれが。アメリカから届いたiPadを手に取ってみて、「ああ、そういうことか」と電撃のように頭に閃きが走る。実物を見てみる前から誌面やネットの情報からでも普通に想像できてても良かった単純なこと。それは画面が大きい!ってこと。
コンシューマでもなく
携帯電話やスマートフォンでもなく
そしてPCでもない。。
 ゲームを志す者が携帯電話アプリなどを通して直接に市場に挑みやすくなってきた昨今だけど、画面が大きい!ってのはこんなにも素晴らしいことだったのか?「PCでもやれるでしょ?ノートPCなら同じでしょ?」という問いについては、これは全然違うと断言してみたい。もちろん世に広く普及することとappleが開発の条件を高めなければという前提ではある。しかしこの感触はiPadが成し得ることが出来なかったとしても、ほんのすぐ近い未来に達成されるであろう、ゲームプラットホームの新属性であると思う。
 シンプルということがここまでの可能性を持っているとは想像できてなかった。具体的に何が?と問われる回答するのは難しい。受け入れるに容易な新しいライフスタイルを直観したというところか。保証は何もない。だが試してみたくなる対象であることは確かだ。商業的創造者が山師の性格を持つ限りは積極的に取り組む価値があると思う。AppStoreに期待していた可能性が醒めてきたと残念に思っていたところへのサプライズだ。ゲーム業界は現状色々な要素が入り乱れているが、iPadを視野に入れるか否かで大きな別れ道となるだろう。寄らば大樹の陰であるなら他でもいい。まずはiPadは未来形、なにより面白い、という直観を信じてみたい。

 リニューアル中だけど、待ちきれないので心機一転とばかりに社長日記再開。
 今日は大きな収穫があった。具体的な成果とは違うけど、ずっと話したかったけど話せなかった人と話したいことを話せた、という収穫。ひさびさに「創作のための創作」活動ができたと思う。これが何かの未来につながるといい。というか近々つながりそうな手応え。取り巻く環境が大きく変わりつつあることを理解している人とつながるチャンスが多くなってきたということだろう。混沌とした状況はしばらく続くだろうが一時かかえていた閉塞感は全く無い。
 打ち合わせが終わって喫茶店から帰るときにいいもん見せてもらった。パワースポット的ないいもん。これからも創り続けられるようパワーが落ちそうなときは足を運ぼうと思った。こういうのって写真に撮っても大丈夫なのかな・・罰が当たるかもって感覚を信じたほうがいいかな。屋根を突き抜けた大銀杏が印象的な不思議空間、佃天台地蔵尊・・がある路地入口だけ載せておこう。

 もう一つ、駄菓子屋のTVゲームにたむろってるガキんちょ5、6人に遭遇。そこだけ切り取られた色あせた風景。こんなところにこんなのがあったんだ?ゲーム業界の大先輩曰く、大人になると見えなくなるものがある・・妙に納得。なんのゲームなのか後で確認しにいこう。
 予期せぬ楽しい散歩になった。

 去年は色々ありました。
 今年も色々ありそうです。
 どこに飛躍のポイントがあるのか?地道に体力をつけつつも虎視眈々とうかがっていきますよ。今年はスマートフォンが面白くなるのは間違いないところ。やらなくてはいけない仕事とやるべき仕事が混沌としてきて幾分泳ぎやすくなってきたような気がします。
 とにもかくにも健康に。
 今年も宜しく御願いいたします!

 2010という数字に関して、未来という想い入れが希薄になってしまった昨今。子供も大人も夢が見れるような物を創ってみたいなあ。なんだか目先のことが多くて人類ピークを過ぎて劣化してるんじゃないかとイメージしてしまう。でもどこかで頑張ってる人たちも確実にいると信じている。だから自分も何とかしないといけないと思う。ゲームって土俵でなにができるかどこまでいけるか分からないけど、好きなんだものやってみる価値はある。色んな意味で殻を破る。己も会社もそういう年にしたいのです。
(マジックポット止まり木サイトより転載)